2021年02月10日更新
飲食店の約4割以上が不安に感じている、現金管理をコンビニATM入金サービスが解消
目次
キャッシュレス比率が高まるも、残り続ける現金支払い
一昨年くらいから始まったキャッシュレスブームが少し落ち着いた感がでてきて、だいぶキャッシュレス決済も都心を中心に浸透してきていますね。
以前はクレジットカードが王道でしたが、最近では交通系のSuicaやPASMO、大手量販店等のnanaco、WAONなどの電子マネーが続き、さらにはPayPayやLINE PayなどのQR決済や、店舗ブランド独自のハウスカードや地方自治体主導の決済など、決済方法も多岐にわたります。
今までは、キャッシュレス決済が絶対使えなかったような、商店街の八百屋さんや魚屋さん、さらにレトロな喫茶店などでも小さなプラスチックのポップにQRコードが印字されていて、キャッシュレス決済のすそ野が、非常に広がったと感じます。
出所:Iza(イザ!):日本のキャッシュレス比率推移
実際に、「Iza(イザ!):日本のキャッシュレス比率推移」の記事でも、キャッシュレス比率を見ても、政府が目標に掲げる令和7年までに40%に向けて、急速にキャッシュレス決済の比率が高まっていることがわかります。
キャッシュレス決済が増え現金取引が減ると、盗難やレジ金の差異発生などの現金管理のリスクが減るので、店舗にとってメリットと言っていいでしょう。
しかし、上記の図を見てお分かりの通り、現金取引が減ると言っても、全体の50%~60%は現金決済が残る状態になることがわかります。
昨今では、銀行が現金取り扱いの絶対量が減っていることで、ATMの廃止や夜間金庫の手数料値上げなど、キャッシュレスの影響で、飲食店の現金管理におけるデメリット要因も出てきています。
飲食店の現金管理の実態とオーナーの抱える不安
残り続ける現金管理について、飲食店はどのような管理をしているのかを調査したデータを「飲食店.com」のサイトから見つけました。「一日の営業終了後に、その日の売上金をどのように管理をするか?」という質問に関しては、「自宅」または「店舗」で現金を保管している人の割合が実に8割近いことがわかりました。
出所:Foodist:一日の営業終了後、その日の売上金をどこで管理していますか?
また、そのように回答した、店舗に対して、お店または自宅で現金を保管していることについて、「セキュリティ面の不安はないか?」ということを聞いてみると、実に4割以上の店舗が不安を抱えているという結果になりました。
出所:Foodist:一日の営業終了後、その日の売上金をどこで管理していますか?
多くの飲食店では、毎日の売上が、現金として手元に残るということもあり、お店や自宅の金庫に置いておけば盗難などの心配もあるし、営業終了後の深夜に遠く離れた銀行のATMや夜間金庫まで行くのも不安を抱えながらだと思います。さらに銀行のATMが少なくなり、夜間金庫の手数料も高くなってきている・・・
著者自身も飲食店のオーナーなどに、現金管理について従業員の不安を取り除きたいなど相談を受けることがあり、店内の入金機や、警送サービスなども調査をしたことがありますが、まだまだ導入コストが高額で、一店舗当たりの店舗月商がある程度高くないと、なかなか手が出せないような状況です。
銀行の入金サービスを利用したいけど、銀行のATMは年々減っているし、金庫サービスの手数料は上がる一方で、どうしたらいいのなんて声も多くいただくことがあります。
減り続ける銀行ATMと受け皿となるコンビニATM
しかし、実は国内のATM設置台数が増えている業態があります。もうお分かりの方もいるかと思いますが、昨今のATMにおける主要プレイヤーは銀行ではありません。
出所:「金融機関における店舗戦略の動向と 有人店舗の将来像」 に関する調査研究報告書 一般財団法人 ゆうちょ財団
著者もほぼ毎日利用させていただいているコンビニが、現在ではATMの主要プレイヤーになってきています。
上の図を見ていただくとわかるように、各コンビニチェーンがATMを店内に設置しているため、ATM自体の設置台数は減少しているのですが、コンビニのATM設置台数は急激に増えていることがわかります。そのため、コンビニATMは、銀行ATMに代わる受け皿となって、様々なサービスをスタートさせています。
コンビニATMでの入金サービスがローソン銀行でスタート
そんなコンビニATMサービスで、最近ローソン銀行が始めたATM入金サービスの「金庫がわりクン」が飲食店の現金管理の悩みを解消してくれるかもしれません。
先に述べたように、売上金の管理をお店のレジや、金庫、自宅で保管をしている飲食店オーナー様はかなりの多いというのが現状です。
主に飲食店オーナーが、現金管理の際に悩んでいる意見としてどんなことがあるかとお伺いすると、➀売上金を一晩お店に置くのも、家に持って帰るのも心配。➁毎日遅い時間に店舗スタッフが夜間金庫に持っていくのも危ない。➂遠くの銀行に行くのが大変。④入金機や回収サービスの利用をしたいが費用が高額で使えない。など、飲食店にとってちょうど良いサービスがなかったというご意見が多く上がりました。
全国約1万3,500店舗、24時間365日対応の入金サービス
ローソン銀行の「金庫がわりクン」なら、お店の近くのローソンの店舗で24時間365日お店の現金を入金が可能です。もちろん複数店舗での売上金を1つの口座で一括管理することも可能で、1店舗からチェーン展開しているお店まで、入金回数の、多い少ないなども考慮したまでプランが用意されています。
例えば入金回数がそんなに多くない店舗であれば、入金1回あたり330円のAコース。ランチ営業と夜営業で入金が複数回に分かれる場合などは、一日何回でも入金できるBの440円のコースを選択。また毎日のように入金を行っている店舗には1か月入金し放題のCコースがあります。
コンビニのローソンであれば全国に約1万3,500店舗も店舗展開しているため、店舗近くのローソンで入金ができ、飲食店オーナーが今まで感じていた不安や、店舗スタッフの銀行まで行く負担も減らすことができます。
また、複数の店舗を経営しているオーナーさまにとっては、各店舗の売上金を一つの口座で管理できるので、とても便利です。
さらに、いまならサービスリリース記念として、入会手数料が無料になるキャンペーンも行っています。
この機会に一度、コンビニでの入金サービスを検討してみて、現金管理に関する不安や負担を解消してみてはいかがでしょうか。
ローソン銀行 ATM入金サービス「金庫がわりクン」
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