導入事例

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居酒屋2017/02/22

サービスレベル向上に貢献! オーダーテイクとサーブの 自動化がもたらす効果とは?

店舗名:串かつだるま アルデ新大阪店

株式会社一門会様(大阪)

サービスレベル向上に貢献! オーダーテイクとサーブの 自動化がもたらす効果とは?

大阪の食文化として知られる“串かつ”。その代表格が、85年以上の歴史を誇る元祖串かつ『串かつだるま』だ。
経営母体の㈱一門会は、伝統的な商品を提供しつつ、セルフオーダーシステム「メニウくん」と特急レーンを採用するという、業態初の試みで新たな風を吹き込んでいる。
そうした取り組みに着手した背景と、導入しての効果、今後の狙いなど、第一エリア課長の川端清昭氏に話をうかがった。

昭和4年、大阪・新世界で創業し元祖串かつ店として名を馳せる『串かつだるま』。現在、大阪13店、兵庫1店に布陣するほか、タイと台湾にも進出、伝統の串かつを海外でも提供している。
2015年7月、JR新大阪駅内の飲食フロアに出店した『串かつだるま アルデ新大阪店』では、セルフオーダーシステム「メニウくん」と特急レーンを併せて導入。
その狙いを㈱一門会の第一エリア課長、川端清昭氏は次のように話す。

「創業から続く本場の串かつの味を守りつつ、大阪らしいエンターテインメント性を打ち出すため、串かつ業態としては珍しい特急レーンを採用しました。また外国人のお客さまが20%ほどいることから、多言語対応でスタッフに言語能力がなくとも集客できるようにしています」

空いた時間で接客に傾注

導入のきっかけにはエンタメ性以外の側面もあり、深刻化する人手不足に対処できるよう、「メニウくん」によるオーダーテイク、特急レーンによるサーブをオートメーション化。最低人員のスタッフで回せる店を開発した。
一方で、現状はホール6人体制と、十分な人材を採用できていることから、機械化で空いた時間でサービスに注力している。

例えば串かつは衣で揚げることにより、提供時は何の商品かがわからないことが多いため、お客さまが特急レーンから商品を受け取った際、スタッフが一つ一つ説明する。また、オーダーの手間がない分、目配り・気配り・心配りができるようになり、お客さまと接する時間が増えるという効果も生まれている。

さらにスタッフの作業軽減に役立つ機能が「端末チェックイン」だ。
これは、入店時スタッフ側でチェックインせずとも、着席時に「メニウくん」をタッチすると自動でチェックインできるシステム。これにより、入店時の作業を減らすことが可能だ。
また「メニウくん」をタッチすると、代表取締役の上山勝也氏の声で「ソースの二度漬けは禁止やで」の音声が流れる。これが一つのエンタメになっているとともに、店の特徴をアピールする要素にも結実する。

「メニウくん」が一定時間動作されていないときは、創業からの歴史や、商品のこだわりなどをまとめたムービーが自動で流れる。お客さまに対しては、目で楽しませながら店の売りを明確に伝えることができる一方で、スタッフ側はオーダーを促すタイミングを知るきっかけにも役立っている。

「実は5年前から、他店鋪でセルフオーダーシステムと特急レーンの導入を行なっていましたが、その際は他社製品を使っていました」と川端氏。
「メニウくん」を採用して、最も効果的な機能だと感じたのは「消し込み機能」がついている点だと話す。これは、レーンに商品をのせ客席まで発車させる際、発車ボタンを押す前に消し込みボタンを押さないと発車できないというシステム。
ひと手間かかるが、これによって繁忙時の提供漏れがなくなるなど、お客さま満足度アップを実現している。

同社の2017年の出店目標は3店。春には東京進出も視野に入れ、東京・銀座で「創作串揚げだるまきわ味 銀座店」をオープンさせる。

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